陶芸の知識 | 読んだ本

 

陶芸関係の書籍

陶芸教室に行けない合間に、陶芸の情報を入手しています。

まずは、図書館で関係書籍を物色。初心者向けの入門本は多くないけど、運べる範囲で、興味のある本を借りてみた。

以下に、本の紹介と、実際に読んでみた感想を簡単にまとめてみた。

本の掲載順は、個人的に参考になった順です。


●「陶芸」の教科書

─趣味をイチからはじめたい!  大人のための教科書シリーズ─


【内容】引用元:実業之日本社

土や釉の原料、成形から焼き方までを細かく追った「技法編」。一万数千年に亘る世界、そして日本のやきものの歩みが簡潔にわかる「歴史編」。さまざまな問題を解きながら知識を身につけ、読み終える頃には、初心者に必要なやきものの技法のコツや歴史が具体的に体得できる。多数の図版を使用したわかりやすい解説は、まさに「陶芸」をイチからはじめたい大人のための教科書!

【読んだ感想】

「技法編」10項目、「歴史編」31項目の編成になっている。面白いなって思ったのは、Q&A形式で、解説も写真付きで簡潔に書かれている点。人によっては浅い内容と思うかもしれないが、私のように全くの初心者が、陶芸について広く網羅的に知りたいという人には良いと思う。すでにYouTubeで知った情報もあって質問への回答率は高かったが、新たな発見も多かった。歴史が好きなので、土器時代からの説明は非常に面白かった。文字の分量もちょうど良いと思う。


●やきものの科学

─粘土・焼成・釉薬の基礎と化学的メカニズムを知る


【内容】引用:誠文堂新光社

「やきものとは何か」という根源的な問いから始まり、原料の地学的な説明、基礎原料の解説、焼成のメカニズム、釉薬の特徴など、作陶にあたって知っておきたい知識を紹介。
化学的なアプローチで「やきもの」を説明した、画期的な1冊です。
自分で釉薬の調合をする人には欠かせない三角座標やゼーゲル式の考え方・求め方や、起こりやすいトラブルの原因と防止法、粘土の解コウ、凝コウについてなども、平易な言葉と豊富な図表で解説しています。
索引付き。

【読んだ感想】

YouTubeでお勧めされていた本の改定・新装版です。正直……、今の私にはかなり早すぎた内容💦 書かれている内容はすっごく良いのだと思う。ただ、化学記号? 物理?な数値が並んでしまうと気絶しそうになる😱 紹介していたYouTuberの方もおっしゃってた通り、みんなが挫折しそうな内容でしたね。
でも、粘土の仕組みがこうなっているっていう雰囲気は伝わってくるので、感覚的なふわっとした言葉では伝わってこない事が、理屈で分かるような気がします。もっと粘土や釉薬・焼成まで経験する回数が増えていったら、改めて読み返したい本ですね。


●疑問に答える逆引陶芸技法―Q&A276例


【内容】引用:陶工房編集部(誠文堂新光社)

同じ失敗ばかり繰り返し、壁を乗り越えられない陶芸愛好家の悩みや技術的な問題をすぐ解決する技法書です。各種陶芸関係の悩みや問題を切り口に、陶芸技法の基本をわかりやすく解説します。

【読んだ感想】

276件のトラブルや疑問などを「手びねり」「轆轤」「粘土」「釉薬」「焼成」の5項目に分類し、イラストや写真で分かりやすく解説している。陶芸レベル1の私にとっては未知の世界だが、みんながどんな疑問を持っているかを知ることができる良本。トラブルが起きそうな案件だと分かっていれば、予防・対策ができる。


●陶芸の技法を学ぼう (陶芸実践講座) 

削り・刳貫・パッチワーク・型作り・練込・布目・三島手・抜絵・炭化焼成


【内容】引用:阿部出版(株)

もっと自分らしい作品を作ってみたい、もっと個性的な作品を作ってみたいと思っている人のための必携の技法書です。
「削り」「刳貫(くりぬき)」「パッチワーク」「型起こし」「練込(ねりこみ)」「布目(ぬのめ)」「三島手」「抜絵(ぬきえ)」「炭化焼成」まで、あなたの個性が際立つ驚きのプロの技を紹介します。

【読んだ感想】
さまざまな技法が詳しく紹介されている本。うん、自分の方向性を決めたい人や、テクニックを追求したい人には参考になる本かもしれない。私も参考になる技法が1つあった。知っておく分にはいいかも。


●もっとつくりたくなる陶芸釉薬色見本帖Ⅱ


【内容】
陶芸の仕上げは“釉薬”。釉薬のことを覚えるのは、自分の思い描いた器つくりへの一歩。前書での、白・赤土での酸化・還元焼成展開に加え、本書では、黒・黄・茶・赤・緑・金・白・青・融合の9色に分類した釉薬を、様々な土・あらゆる焼成方法で作品表現し、わかりやすく色見本帖にまとめました。さらに綺麗で実用的!陶芸初心者から経験者まで、またまたみんなのバイブル誕生!!

【読んだ感想】
初心者 & 素人でも分かる。全然参考にならない本😂
別に釉薬の調合比率を知りたいとかじゃなく(書いてないし)、単純に完成見本を見たいだけっていう要望にも答えられていない😡
本の制作陣にアートディレクターがいなかったのかな? 釉薬のカタログみたいな本なのに、作品の写真をイメージ優先の遠方ボケしまくりに撮影するってどういうことだろ?? 釉薬の調子が全然伝わってこない😂
作品をたくさん作って、細かく焼成した数々が本当にもったいない😂

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